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(Sat)00:50

リンク栃木ブレックス Bリーグ 2017/18 シーズンについての雑記

最終更新日:2017/08/21(誤字脱字があった場合後日訂正いたします)

【Bリーグ 2017/18 シーズンに関して】

【地区について】
【B1東地区】 /6チーム
レバンガ北海道
リンク栃木ブレックス
千葉ジェッツふなばし
アルバルク東京
サンロッカーズ渋谷
川崎ブレイブサンダース

B1東地区は、2016/17シーズンの成績を鑑みると理不尽な位の強豪揃い。これが決定したときはえげつないと思いました。
2016/17シーズンに40勝以上したチームは、リーグ全体で5チーム(川崎、栃木、三河、A東京、千葉)のみでしたが、内4チームが東地区に集結。Bリーグ2年目で選手の移籍が盛んになったとしても、いきなり1チームが独走で地区優勝する可能性は今シーズンもないような気がします。
こうなってくると否が応でも“残留プレーオフ”を意識せざる得ないですが、参考までに、2016/17シーズンは、西地区6位の滋賀レイクスターズが21勝して自力でB1に踏み留まっています。2017/18シーズンがどうなるかは判りませんが、20勝が一応のボーダーラインでしょうか。

【選手契約状況について】※ポジションはBリーグ公式登録のものです/背番号は変更になる場合があります
【契約締結済】 /14名(内1名期限付移籍)
#0 田臥勇太 (PG) (契約継続)
#3 前村雄大 (PG/SG) (契約継続)
#4 ジェフ・ギブス (PF/C) (契約継続)(外国籍)(インジュアリーリスト)
#9 遠藤祐亮 (PG/SG) (契約継続)
#10 竹内公輔 (PF/C) (契約継続)
#12 アンドリュー・ネイミック (C) (オーストラリア Stirling Senatorsから移籍)
#13 セドリック・ボーズマン (SF) (B2東地区 福島ファイヤーボンズから移籍)
#18 鵤誠司 (PG) (B2西地区 広島ドラゴンフライズから移籍)
#21 橋本晃佑 (PF/C) (契約継続)(インジュアリーリスト)
#30 山崎稜 (SG) (B1中地区 富山グラウジーズから移籍)
#31 喜多川修平 (SF) (B1西地区 琉球ゴールデンキングスから移籍)
#32 ライアン・ロシター (PF/C) (契約継続)(外国籍)
#46 生原秀将 (PG) (契約継続)(2016/17シーズン特別指定)
#91 落合知也 (SF/PF) (契約継続)

【自由交渉選手】 /1名
#24 トミー・ブレントン (SF/PF) (外国籍/帰化?)

【期限付移籍選手】 /1名
#15 青木ブレイク (PF/C) (契約継続)(B1中地区 富山グラウジーズへの期限付移籍)

【契約満了選手】 /4名
#11 須田侑太郎 (SG/SF) (B1西地区 琉球ゴールデンキングスへ移籍)
#25 古川孝敏 (SG/SF) (B1西地区 琉球ゴールデンキングスへ移籍)
#27 熊谷尚也 (SF/PF) (B1西地区 大阪エヴェッサへ移籍)
#31 門馬圭二郎 (SG/SF) (B2東地区 青森ワッツへ移籍)(2016/17シーズン特別指定)

【現役引退選手】 /1名
#13 渡邉裕規 (PG/SG)

【チームについて】
Bリーグの【選手契約および登録に関する規程】を見ると、
【選手登録人数】
10名から13名まで。

【外国籍選手と帰化選手】
1クラブ合計3名以内/帰化選手は1名以内。

【インジュアリーリスト(シーズン中に怪我をした選手)】
2名まで登録可。当該選手との契約を保持したまま、一時的に登録を抹消可。登録から30日間は再登録することができない。

【期限付移籍】
最短移籍期間は、1ケ月間。

ブレックスは既に、上限の13名の選手と契約を締結している状態ですが、ギブス選手と橋本選手(両選手ともインジュアリーリスト入り)に関しては、怪我でシーズン開幕までに復帰できないことが予想されます。落合選手は復帰間近のようです。現時点(7/21)で試合出場可能な選手は11名です。
※)2017年7月25日付でセドリック・ボーズマン選手が加入し、12名に。残りはブレントン選手との交渉が果たしてどうなるか。
※)2017年8月10日付で青木ブレイク選手の富山グラウジーズへの期限付移籍が発表され、再び試合出場可能な選手は11名に。
※)2017年8月14日付で以前所属していたアンドリュー・ネイミック選手の復帰が発表されました。試合出場可能な選手は12名に。又、同時にトミー・ブレントン選手との契約交渉も終了することに。

次シーズンへの懸念材料1つ目は、渡邉選手が29歳の若さで引退してしまったこと。
今シーズンを通して劣勢に立たされたチームの息を吹き返させる3ポイントシュートを多く(74本)決めてくれました。プレータイムも田臥選手とそれ程差はなかった為、田臥選手がベンチに下がっている間のこの空いてしまった穴を塞ぎきれるのか、がPGのポジションの肝になりそうです。

2つ目は、トーマス・ウィスマンHCと継続契約をしなかったこと。
当初は“契約満了”のみのリリースだった為、憶測でトムの年齢(68歳)を考えると、家族とのんびり過ごす時間を作りたかったのかな、と思っていましたが、トム自身は、次シーズンも契約を継続するつもりでいたが、話し合いの場が用意されることもなく、満了を云い渡されたとのこと。個人的には、トムが自ら身を退くまでブレックスでHCを続けていてほしかったので凄く残念ですし、若手選手を試合で試しながら育成する能力にも長けていた方だったので勿体ないなとも思います。ショーン・デニスAC(2017/18シーズンから滋賀レイクスターズのHC)が去ったのは、恐らくはトムとの契約更新がなかった影響だと思われます。もう決まってしまったことですし、何度も書くのもなあ、とは思いますが、どういった経緯で決断したにしてもやはり優勝したチームのHCと契約を継続しないというのは、チームに対してもファンに対しても大きな責任(リスク)の伴う行為で釈然としない部分があります。HCを変更するにしてもキチンと話し合ってお互いに納得してから前に進んで欲しかった。

ただHCが未定のままの状態で、これだけの選手が契約するとも思えないですし、正式な発表はまだですが、新たなHCに関しては、既に決まっている可能性が高いのではないでしょうか。外国籍のHCの場合、トム程ではなくとも、日本での指導経験がある方でないと、1年目ですぐにアジャストするのは中々難しいと思います。経験豊富なシレイカHCでも、初年度は13勝29敗で6位という成績でした。この決定の最大の危惧は、ブレックスの過去の戦歴を紐解くとトム以外の4名のHC時代は成績が芳しくないという点です。以下の【リンク栃木ブレックス過去の成績について】参照

【リンク栃木ブレックス過去の成績について】
「JBL2」
2007/8 HC:金田詳徳 (成績 3位 13勝 3敗)(プレーオフ優勝)

「JBL」
2008/9 HC:加藤三彦 /トーマス・ウィスマン (成績 6位 16勝 19敗)
2009/10 HC:トーマス・ウィスマン (成績 2位 27勝 15敗)(プレーオフ優勝)
2010/11 HC:ジェイソン・ラベドー /ブルース・パーマー (成績 6位 15勝 21敗)
2011/12 HC:ブルース・パーマー /青野和人(代行) (成績 6位 18勝 24敗)
2012/13 HC:アンタナス・シレイカ (成績 6位 13勝 29敗)
2013/14 HC:アンタナス・シレイカ (成績 3位 31勝 23敗)
2014/15 HC:トーマス・ウィスマン (成績 2位 43勝 11敗)
2015/16 HC:トーマス・ウィスマン (成績 2位 43勝 11敗)(天皇杯準優勝)

「B.LEAGUE」
2016/17 HC:トーマス・ウィスマン (成績 1位 46勝 14敗)(地区優勝/プレーオフ優勝)

【新HCについて】
2017年7月18日付でリンク栃木ブレックスの新たなHCは長谷川健志氏になることが発表されました。
長谷川氏は、青山学院大学で長きに渡りHCをされていた方で、2014年からは日本代表でも指揮を執っていました。経験豊富な方です。難点を挙げるとすれば、JBLやbjリーグでの指導経験が無い為、どんなチームを作り上げるのかが未知数なところでしょうか。

【現状戦力について】
主にシックスマンとして活躍してくれた3選手(須田、渡邉、熊谷)が退団(移籍/引退)。
スターターは、古川選手以外の4選手(田臥、遠藤、竹内、ロシター)が健在。
2016/17シーズン出場時間が限られていた前村選手、青木選手、生原選手、落合選手の奮起に期待。生原選手は今シーズンフリースロー成功率100%(5/5)に、3ポイントシュートを60%(6/10)とショートセンス高め。アルバルクに筑波大学時代の後輩の馬場選手が入団したのであれですが、プレータイムを貰えれば新人王も狙えるかも知れません。
楽しみなのが新戦力の3選手(鵤、山崎、喜多川)特に喜多川選手はフリースロー成功率リーグ2位の88.9%(104/117)を誇ります。
ギブス選手、橋本選手の両選手は怪我の治療中です。

字面通りに受け取れば遠藤選手を除いても、PGが4名(田臥、前村、鵤、生原)これは流石に多いですね。戦術的な理由でもあれば別かもですが、もしかするとポジションの変更や期限付移籍があるのかも。

【新戦力について】
上記でも触れていますが、2017/18シーズンに向け、ブレックスが新たに獲得した選手は以下の3選手。
2016/17シーズンの試合出場状況や個人成績は?

#13 セドリック・ボーズマン (SF) (B2東地区 福島ファイヤーボンズから移籍)
生年月日:1983年3月7日(34歳)
出身地:アメリカ
出身校:カリフォルニア大学ロサンゼルス校
身長:198cm
体重:98kg
出場試合数:60試合(内0試合はスターター)
総得点数:779得点
1試合での最高得点数:22得点(青森ワッツ/香川ファイブアローズ戦の2試合にて)
二桁得点試合数:43試合
2ポイントショート試投数:243/488(成功率は49.8%)
3ポイントショート試投数:37/136(成功率は27.2%)
フィールドゴール試投数:280/624(成功率は44.9%)
フリースロー試投数:182/249(成功率は73.1%)
ファウル数(ファウルした回数):121回
被ファウル数(ファウルされた回数):209回
トータルリバウンド数:281(オフェンスリバウンド:48/ディフェンスリバウンド:233)
ターンオーバー数:80回
アシスト数:169回
スティール数:72回
ブロックショット数(ブロックショットした回数):18回
被ブロックショット数(ブロックショットされた回数):24回
貢献度:14
総出場時間:21時間12分54秒

B2からの移籍選手。
大学卒業後NBAのアトランタ・ホークスに入団。
福島ファイヤーボンズ以外にも2013/14シーズンに川崎ブレイブサンダースでのプレー経験があるようです。

#18 鵤誠司 (PG) (B2西地区 広島ドラゴンフライズから移籍)
生年月日:1994年1月8日(23歳)
出身地:福岡県
出身校:青山学院大学
身長:185cm
体重:90kg
出場試合数:60試合(内55試合はスターター)
総得点数:493得点
1試合での最高得点数:22得点(香川ファイブアローズ戦にて)
二桁得点試合数:25試合
2ポイントショート試投数:181/387(成功率は46.8%)
3ポイントショート試投数:16/92(成功率は17.4%)
フィールドゴール試投数:197/479(成功率は41.1%)
フリースロー試投数:83/132(成功率は62.9%)
ファウル数(ファウルした回数):98回
被ファウル数(ファウルされた回数):145回
トータルリバウンド数:199(オフェンスリバウンド:53/ディフェンスリバウンド:146)
ターンオーバー数:96回
アシスト数:190回(リーグ6位 1試合平均3.2アシスト)
スティール数:62回
ブロックショット数(ブロックショットした回数):18回
被ブロックショット数(ブロックショットされた回数):25回
貢献度:9
総出場時間:25時間53分40秒

B2からの移籍選手。
橋本選手と同学年。
アシスト(190回)とスティール(62回)、リバウンド(199)が目を惹きます。アシストに関しては、B2リーグ6位(1試合平均3.2アシスト)です。リバウンドもこのポジションにしては非常に積極的な数字です。
気掛かりな点は、ターンオーバー(96回)の多さ。
課題点は、3ポイントショートの成功率(17.4%)でしょうか。16/92は些か低いですね。

#30 山崎稜 (SG) (B1中地区 富山グラウジーズから移籍)
生年月日:1992年9月25日(24歳)
出身地:埼玉県
出身校:タコマ コミュニティー カレッジ
身長:182cm
体重:80kg
出場試合数:54試合(内12試合はスターター)
総得点数:295得点
1試合での最高得点数:16得点(レバンガ北海道戦にて)
二桁得点試合数:10試合
2ポイントショート試投数:57/125(成功率は45.6%)
3ポイントショート試投数:54/169(成功率は32%)
フィールドゴール試投数:111/294(成功率は37.8%)
フリースロー試投数:19/27(成功率は70.4%)
ファウル数(ファウルした回数):99回
被ファウル数(ファウルされた回数):34回
トータルリバウンド数:72(オフェンスリバウンド:27/ディフェンスリバウンド:45)
ターンオーバー数:43回
アシスト数:28回
スティール数:28回
ブロックショット数(ブロックショットした回数):12回
被ブロックショット数(ブロックショットされた回数):5回
貢献度:4
総出場時間:17時間18分35秒

遠藤選手のような守備の巧い選手のようです。プレスの激しさ故かファウル(99回)
課題点は、フィールドゴール成功率を現在の37.8%から40%台に乗せることでしょうか。

「2016/17シーズンの対栃木戦は全2試合」
2017年2月25日 6得点 3リバウンド
2017年2月26日 4得点 1リバウンド 1スティール

#31 喜多川修平 (SF) (B1西地区 琉球ゴールデンキングスから移籍)
生年月日:1985年10月1日(31歳)
出身地:神奈川県
出身校:専修大学
身長:185cm
体重:83kg
出場試合数:56試合(内53試合はスターター)
総得点数:641得点
1試合での最高得点数:29得点(秋田ノーザンハピネッツ戦にて)
二桁得点試合数:36試合
2ポイントショート試投数:147/322(成功率は45.7%)
3ポイントショート試投数:81/205(成功率は39.5%)
フィールドゴール試投数:228/527(成功率は43.3%)
フリースロー試投数:104/117(成功率は88.9%)(リーグ2位)
ファウル数(ファウルした回数):99回
被ファウル数(ファウルされた回数):105回
トータルリバウンド数:146(オフェンスリバウンド:20/ディフェンスリバウンド:126)
ターンオーバー数:39回
アシスト数:35回
スティール数:33回
ブロックショット数(ブロックショットした回数):10回
被ブロックショット数(ブロックショットされた回数):19回
貢献度:9
総出場時間:23時間52分42秒

筆頭すべきはフリースローの成功率(88.9%)と二桁得点をした試合数(36試合)です。
不安だった古川選手の抜けてしまった穴を埋めてくれると思います。

「2016/17シーズンの対栃木戦は全2試合」
2016年12月10日 12得点 5リバウンド 1アシスト
2016年12月11日 10得点 4リバウンド 2スティール

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